たまゆら☆ラビリンス
趣味と私的な嗜好についてのちょっとしたレビューや、 日々感じたことなどを気ままに綴っていきます。。。
※コメント及びトラックバックは管理人承認後の表示となりますのでご了承下さいm(__)m
ビーンベア
0331.jpgつぶらな瞳とパックリあいた口、ギザギザの襟が特徴のこちらのキュートなクマ?は、ビーンベア(デッドベア)と呼ばれるシリーズの中の一匹です。
サイズは立った状態で18cmほど。

もともとは、1960年代のアメリカはサイケデリック文化の中心的存在として活躍したGrateful Dead(グレイトフル・デッド)というバンドのマスコットキャラクターで、当初バンドのモチーフだった髑髏がドラッグのトリップからクマの顔に見えた(・・?)ことから誕生したと言われています。

すごくたくさんの種類があって、それぞれに名前と誕生日と出生地が付けられています。
名前の由来はさだかではありませんが、誕生日と出生地はバンドがライブを行った日とその会場になっているんだとか。

広い世の中、マニアなコレクターの方もいらっしゃるようで、限定のプレミア品にはオークションなんかで結構いいお値段が付いているみたいです。
地元ではヴィレッジ・ヴァンガードによく置いてありましたが、関東ではどこで売ってるんだろう? ららぽーとにはあるみたい。

あなたも自分と同じ誕生日のベアを探してみては?
ちなみにこの子の名前はプランクスター、1984/10/11生まれの天秤座です☆
【2007/03/31 15:51】 | other loves | トラックバック(0) | コメント(2)
回廊亭殺人事件 / 東野圭吾
19414418.jpg昨年には直木賞も受賞して、今や超売れっ子作家という感じですが、本作は今から10年以上も前の1991年に刊行されたものです。

とは言え、そんな時代の流れに色褪せることのない、普遍的な本格ミステリーとして十分楽しめる作品です。
ただ表紙の絵はちょっと時代を感じますが(笑)

とある山深い地にひっそりと建つ旅館「回廊亭」。
一代で莫大な財を成した一ヶ原高顕(いちがはらたかあき)の遺産相続にあたり、遺言状の公開場所である回廊亭に集まったその一族たち。
その中には一族の他に招待された老婆がひとり。
そして遺言状の公開を明日に控えたその夜、第一の惨劇が起こる。。。

はて?どこかで聞いたような…と、設定だけ読むと金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』を彷彿とさせますが、さにあらず。
最愛の恋人を奪われた、あるひとりの孤独な女性の、命を懸けた復讐の物語です。

文章の視点は犯人の一人称で綴られていきますが、そこに犯人の意図しない別の殺人が交錯し、読み手を謎の淵へといざなってゆきます。
そしてその謎解きのプロットと、ラストで明かされる叙述トリック※がとても鮮やかで美しく、ただもう驚かされるばかりです。

※叙述トリック
文章の記述や言葉の使い方を意図的に操作して、読者を誤認(勘違い)させるように仕掛けるトリックの手法。叙述トリックをよく用いる作家では折原一(おりはらいち)氏などが有名です。

ところで私はミステリー小説が好きでよく読むのですが、中でもタイトルに「○○殺人事件」と付くものにはつい目がいってしまいます。
もっと言ってしまえば、“○○”の部分が本作のような“〜亭”や“〜邸”だったり、“〜館”だったり、はたまた“〜山荘”だったりすると、もうどうにも止まらない(笑)読みたい衝動に駆られてしまいます。

と、そんな私と同じ、奇異なご趣味をお持ちの方には、本作とあわせて、綾辻行人氏の「館シリーズ」を是非お薦めします☆
【2007/03/31 01:19】 | book | トラックバック(0) | コメント(2)
shangri-LA DEE DA(シャングリラ・ディー・ダ) / STONE TEMPLE PILOTS
0325.jpg洋楽というと、最近ではもうCDを買うこともほとんどなくて、持っているCDを時々聴き返したりする程度ですが、このバンドはその中でも特に好きでよく聴きます。

ストーン・テンプル・パイロッツ(通称ストテン)は、ニルヴァーナが全盛を誇っていたグランジ・ブーム絶頂期の1993年にデビューしたアメリカのロックバンドで、2003年に解散するまでの10年間に通算5枚のアルバムをリリースしていますが、本作は奇しくもその活動を締め括ることとなってしまった最後のアルバムです。

ストテンのアルバムは正直どれも好きで甲乙付け難いのですが、どちらかと言うと、へヴィでダークなグランジ・サウンド全開でビッグセールスを記録した1st『コア』や2nd『パープル』よりも、へヴィなテイストは残しつつもメロウで普遍的なアメリカン・ロックにシフトしていった3rd『ヴァチカン』以降のアルバムが好きです。

このバンドについての話題でよく引き合いに出されるのが、ヴォーカリスト、スコット・ウェイランドのドラッグ問題で、実際に過去幾度となくドラッグの不法所持で逮捕され、挙句に1年間の実刑判決を受けてしまいます。
そうした問題もあって、いつしかバンド内にはスコットvs他3メンバーという対立の構図ができあがり、常にバンド崩壊の危機に直面していた緊迫感は楽曲からもヒリヒリと伝わってくるようですが、そんな今にも壊れそうな刹那的な脆さと危うさが、実はこのバンドの魅力のひとつなのかも知れません。

しかしながら、スコットがクリーンになって出所した後はバンド内の対立も払拭されたようで、精力的なプロモーション活動に続いてリリースされた本作においては、それまでのなんとなくモヤモヤしたしがらみから解き放たれたような、ポジティブな勢いがありつつも気負いのないグルーヴとロックンロールが感じられます。
それ故に、本作で完全復活を果たしたストテンが、その後ほどなくして解散してしまったのはとても残念です。

ちなみにスコットはバンド解散後(前?)、元GN'R(ガンズ・アンド・ローゼズ)のギタリスト、スラッシュとともにVelvet Revolver(ヴェルヴェット・リヴォルヴァー)というバンドを結成し、現在も活動中です。

アペタイト・フォー・ディストラクション アペタイト・フォー・ディストラクション
ガンズ・アンド・ローゼズ (2002/07/24)
ユニバーサルインターナショナル
もはや古典ですが(笑)、言わずと知れたロックの名盤DEATH☆
【2007/03/27 01:52】 | music | トラックバック(0) | コメント(0)
オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園
0321a.jpgいよいよ会期も押し迫ってきたので、前売り券が無駄になってしまう前に駆け込みで行って来ました。
でもまだまだ会場内はすごい人だかりで、かろうじてピークは避けられましたが、観終わって出てきた時には、入場口から長蛇の列ができていました。
これから行かれるという方は、やっぱり午前中がお薦めです。

さて、オルセー美術館と言えば、特に印象派絵画のコレクションで有名ですが、その設立は1986年と歴史的には意外に新しい美術館です。
前回の「異邦人たちのパリ」展でご紹介したポンピドー・センターの設立に伴って、パリの国立美術館の所蔵作品が再編成され、近現代の作品をポンピドー・センターに、古代美術をルーヴル美術館に、そしてオルセー美術館は、その中間にあたる19世紀後半から20世紀前半までの印象派作品を中心としたコレクションを所蔵する美術館として誕生しました。

日本での開催は3回目となる今回のオルセー美術館展は、開館20周年を記念して開催されるもので、過去2回(1996年・1999年)の展示と併せた3部作の集大成をなすもの。
そして今回の展示テーマは、「19世紀 芸術家たちの楽園」ということで、19世紀の芸術家たちが愛した人々や、心の拠り所とした場所(内面世界)など、創作活動において常に密接な関わりを持っていた“特定の環境”との関係に焦点をあて、彼らの創作の秘密に迫ろうというものです。

ちなみに、第1回の「オルセー美術館展 モデルニテ:パリ・近代の誕生」は、大学時代に東京まで足を伸ばして観に来た初めての美術展で、個人的にはちょっと思い入れがあります。

さて、前置きが長くなりましたが、内容のほうはと云うと、さすがオルセーという格の違いを改めて感じさせるような、ひとつひとつの作品がどれも見応えがあって、まさしく“珠玉”という言葉が相応しいものばかりです。
作品の放つあまりの存在感と世界観に、思わず立ち止まって、まわりの人だかりの存在を忘れてしまうほど、何度も釘付けになってしまいました。
と言っても、これでもっと人が少なくてゆったり観られたら最高なのにな、というのが正直な感想ですが。。。

それと、今回は写真作品も数多く展示されていたのですが、構図のセンスやセピア色の陰影がすごく綺麗だったのが印象的でした。

0321c.jpg0321b.jpgクロード・モネ
「アパルトマンの一隅」〈1875年〉(左)
ロベール・ドマシー
「ブルターニュにて」(右)

あとは、幻想画家・ルドンの作品が3点ほど観られたのが、個人的にはとても収穫でした☆

ところで、私は美術展に行った時は、来場の記念にポストカードを買ったりするのですが、これがなかなか私の気に入った作品のポストカードが(作られて)なかったりするのです。と言うか、ない確立の方がかなり高いです。
その選定の基準はきっと、展示内容を象徴するような作品が選ばれているのでしょうが、願わくばもう少しマイノリティの趣味・嗜好も考慮して頂きたいと思う、今日この頃です。。。
【2007/03/25 17:01】 | art | トラックバック(0) | コメント(3)
茶と白のシンメトリー
0321d.jpg0321e.jpg
先週、近くのスーパーで豚バラブロックが安かったので、2回に分けて調理してみました。

右はコンソメの(なんちゃって)ポトフ風煮込み、左は煮込みハンバーグソースを使った(なんちゃって)デミグラス風煮込みです。
いつもつい具が多めになる傾向がありますが^^;

ところで私の普段の食生活はというと、実は結構地味だったりして、平日は駅からの帰り道にあるスーパーやオリジン弁当で惣菜だけ買ったり、休日は気が向くと簡単に作れるメニューで(騙し騙し)自炊しています。
ご飯は実家から送ってくれるので、これも休日にまとめて炊いて、小分けにラップして冷凍しておきます。

実家にいた当時は、とにかくいろんなお店に行くのが好きで、よくネットで検索しては食べ歩きしましたが、一人暮らしを始めてからはやっぱり経済的であることが最優先で、外食は時々する贅沢になりました。(外食する相手がいないという説もちょっぴりありますが…)

まぁでも、栄養のバランスにはとても気を付けているつもりなので、独身(貴族☆)のやもめ暮らしといってもご心配には及びません。

さて、問題のお味のほうは。。。内緒です☆
【2007/03/21 22:30】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(5)
橋を渡ったら泣け at Bunkamura シアターコクーン
0321.jpg以前ご紹介した『錦鯉(にしきごい)』を作・演出された、劇作家・土田英生氏書き下ろしの新作です。

そして今回その演出を担当するのは、演出は6年振りいう(演出もやってたんだ)、俳優の生瀬勝久氏。


それほど遠くない近未来、大災害に襲われた日本で、水没により島となった信州・乗鞍岳に生き残った数名の男女が、やがて訪れる未来の絶望を感じながらも、少ない水と食料で命をつなぎ、その日一日をなんとなく行き当たりばったりに生きていくという、土田氏の得意とする群像劇です。

全体的な雰囲気はあくまでもコミカルなタッチで進行していきますが、外界から隔離された状況の中で、最初は平常の感覚を保っていた集団が、徐々に正気を失って狂気に取り付かれていく過程を、人間の奥底に潜む残酷さとともに、水面下からひたひたと忍び寄ってくるような感じで、静かでありつつもリアルに描いています。

出演は、大倉孝二・奥菜恵・八嶋智人・岩佐真悠子・戸田恵子など、それぞれに味があってバラエティに富んだ顔ぶれ。

個人的には特に、大倉孝二さんと八嶋智人さんの演技が、大仰になり過ぎない緩急の加減が絶妙で、実力派だなぁとつくづく感じました。
ストーリーの展開もとてもテンポよく、生瀬さんの演出も正直どこが良かったってのはないですが(笑)、全体を通してあれ?っていう違和感を感じなかったのは良かったってことかな、と。

蝿の王 蝿の王
ウィリアム・ゴールディング、平井 正穂 他 (1975/03)
新潮社
ゴールディングの『蝿の王』。
初めて読んだのは大学の時でしたが、未だに強く印象に残っています。
隔離された状況設定とストーリー展開ともに、今回の舞台と非常にシンクロする部分が多いので、もしかしたら土田氏は本作へのオマージュをお持ちだったのかも知れません。

カーテンコールが終わり、久し振りにいい舞台だったなぁ、となんだか名残惜しい気持ちで劇場を後にしたのでした☆
【2007/03/21 16:21】 | play | トラックバック(0) | コメント(3)
幻のお菓子?
先日、職場のおやつタイムに「村上開新堂」のケーキを頂きました。

このお店は、どうやら知る人ぞ知る、創業130年の歴史を持つ老舗の名店で、今どき珍しい一見さんお断りのお店なのだそうです。
かの田中角栄氏にも、一見さんという理由であっさり門前払いしたという逸話があるほど。

そして、どういう裏事情?からか、私の職場では年に一度、ここのお菓子がどこからか供されて、皆で頂くのが恒例なのです。

お味のほうはと言うと、一口食べた時に思わずホッと溜め息が漏れてしまうような、しっとりと上品でありながら、どこか和の雰囲気を感じさせる素朴で癖のない、優しい美味しさです。
この味の秘密には、ここのお店の味の基本を創り出したという、三代目村上二郎氏の“日本人の舌にあう味づくり”が脈々と受け継がれているのでしょう。

もし機会がありましたら是非、悠久の時を超えた味の調べを堪能してみては☆
【2007/03/21 14:02】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2)
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
0303b.jpgバブルは崩壊して初めてバブルとわかる。
            ―アラン・グリンスパン前FRB議長

「私をスキーに連れてって」(87)、「彼女が水着にきがえたら」(89)など、懐かしのヒット作を世に送り出したホイチョイ・プロダクションズによる、「メッセンジャー」(99)以来約8年振りの新作です。

借金の取立てに追われる毎日のフリーター・真弓(広末涼子)が、ひょんなことから財務省大臣官房経済政策課の下川路(阿部寛)の進める極秘プロジェクトにより、莫大な負債を抱えて破綻寸前の日本を救うため、そして1990年の東京で失踪した母親(薬師丸ひろ子)を探し出すため、タイムマシンに乗ってバブル絶頂期の1990年3月の東京へとタイムスリップしてしまうというお話です。

そして真弓が乗り込むそのタイムマシンとは、ドラム式洗濯機。
そっかぁ、バブル(泡)だから洗濯機なんだぁ。。。って今頃気が付いた私ですが…(遅)

さて、内容のほうは、これはもう四の五の言うまでもなく、どこまでも明るくバブリーなノリで、笑いあり、アクションあり、胸キュンありの、肩肘張らずに楽しめる王道のエンターテインメント作品です。

この1990年当時、私はまだ花も恥じらう高校生で、世の中がそんなにバブルで浮かれていたとは露知らず、毎日勉強ばっかりしていましたが(?)、思い返してみると、ディスコのお立ち台で羽のセンスを振りながら狂喜乱舞するお姉さま方をテレビでよく見たり、なんとなく華やいだ雰囲気はあったかなぁという気がします。

そういう訳で、私達70年代前半生まれの世代は、バブルの恩恵を直接的には受けることなく、むしろその後のバブル崩壊の煽りをもろに受けて、気付けば超氷河期という就職難の真っ只中で、とても大変な時期を過ごしました。
ただ、まったくバブルを知らないという世代でもない分、順番待ちがあともう少しのところで締め切られてしまった感じで、バブル時代に対しては、個人的に正直ちょっと悔しい気持ちと憧れのような気持ちが入り混じった複雑な思い入れがあります。

ところで大学時代、私は経済学部で、経済を選んだのは別に経済が好きだった訳でも、特に目的があった訳でも全然なくて、ただほんとになんとなくという理由だったのですが、3年になってゼミが始まった頃から勉強がちょっと面白くなってきて、いつの間にか経済・金融に対してとても興味を持つようになりました。
当時はちょっと病的?なまでに、毎日通学の電車の中で日経新聞を隅々まで読みつつ、夜はテレビ東京系のWBS(ワールドビジネスサテライト)を欠かさずに見るというのが日課でした。
WBSなんてビデオで録画してまで見てましたから…(汗)

特に金利、為替、株価、債券価格などの日々の値動きが、お互いに関連し合いながら実体経済に影響を与えたり、逆に経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)がそれらの値動きのベースになっていたりという仕組みがとても面白くて、新聞やニュースを見ては、なんでこういう結果になるんだろう?とよく考えていたものでした。。。

経済学者アダム・スミスは主著『国富論』の中で、市場経済における需要と供給の均衡を“神の見えざる手”という言葉で表現しましたが、経済活動が人間の営みの結果であったとしても、やがてそれが大きく成長するにつれて、そこには人智の及ばないチカラが宿るようになるのかも知れません。

と、話が大きく脱線しましたが、本作のプロットのベースとなっている、バブル崩壊を食い止める方法というのは、1990年3月に大蔵省が実際に出した“不動産融資の総量規制に関する通達”の発表を阻止するというもの。
劇中では見事その目的を達成し、現在に戻ってきた真弓が見たのは、レインボーブリッジが3本に増えている超バブリーな東京の景色で、めでたしめでたしのラストなのですが、現実のバブルは、たとえ先の通達の発表がなかったとしても、“神の見えざる手”によって崩壊するべくして崩壊したのでしょう。。。

syusyoku.jpgこちらは1991年公開、織田裕二主演の映画『就職戦線異状なし』。
就職活動に奮闘する大学生の姿を描いた青春ドラマですが、今では絶対にあり得ない、採用企業の内定学生への囲い込み接待など、バブル当時の就職売り手市場の様子がとてもよく“記録”されています。
意外とこれがいい映画なのですが、今観ると当時とのギャップがまた新鮮で面白いかも知れません。

さて、長々と書いてしまいましたが、最後にひとつカミングアウトしちゃいます。
実は私、広末涼子、ファンです☆
【2007/03/21 01:16】 | movie | トラックバック(1) | コメント(4)
† 吸血鬼 †
約一年振りの歯科検診&歯石除去のため、先月から近くの歯医者に通っていたのですが、先週ようやく最後まで終わりました。
歯の着色もきれいに取れてスッキリです♪

0311c.jpgところで、今まで誰にも秘密にしていましたが、実は私、吸血鬼なのです。
今宵も新鮮なを求めて街へと狩り(献血カー襲撃)に出掛けます。。。

さて、それはそうと、私の上側の歯はちょっと変わっていて、前歯の隣の側切歯(第2歯)が先天的に欠損していてありません。
なので、前歯の隣にすぐ犬歯が生えていて、しかもその犬歯が異様に尖っています。
だからと言って日常生活では全く実害はないのですが、子供の頃はよく“や〜い、ドラキュラ〜”などと言われました(笑)

そんな因果かどうかはわかりませんが、私はこの吸血鬼(ヴァンパイア)という不死で邪悪な存在に、どうしようもなく魅かれてしまいます。
中でも特に、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に登場する“ヴァンパイア・レスタト”のような、知性的で且つ妖しく美しいヴァンパイアが好みです☆

吸血鬼の起源は、東欧を中心としたヨーロッパの伝承によるものとされていますが、そのイメージを広く一般に定着させたのは、ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』の影響が大きいようです。
ro-bran-castle.jpgちなみに、この小説のドラキュラには、モデルになったとされるヴラド3世なる実在の人物がいて、ルーマニアのトランシルヴァニア地方には、彼の祖父ヴラド1世が居城とした別名ドラキュラ城とも呼ばれるブラン城があります。
まさにドラキュラ城といったゴシックな雰囲気の佇まいですね。

0311.jpgそしてもうひとつ、吸血鬼と言えば「蝙蝠」がつきものですが、こちらは以前mahirumさんのお知り合いのさるお方に頂いた蝙蝠柄の手拭いです。
いかにもという感じの蝙蝠ではなくて、さりげなく蝙蝠っていう感じがとてもいいです。

「春の献血」キャンペーン(3/1〜4/30)
久し振りに行こうかな。
〈 P.S. 〉
【2007/03/13 01:28】 | 雑記 | トラックバック(1) | コメント(12)
異邦人(エトランジェ)たちのパリ1900−2005
0311a.jpgこの1月に、新しく六本木にオープンしたばかりの国立新美術館で開催中の企画展です。
思ったよりも混んでいなくて、入館の待ち時間もありませんでした。

ここの美術館は、独自に所蔵するコレクションは持たずに、“多彩な展覧会の開催や美術に関する情報の収集・提供、ワークショップなどの教育普及事業を中心に活動する新しいタイプの美術館”と云うことで、美術館としてはいわゆる「箱もの」です。
交通アクセスは、地下鉄千代田線の乃木坂駅に直結していますが、日比谷線・都営大江戸線の六本木駅からも歩いて10分ほどで行けます。

さて今回の企画展は、フランスのポンピドー・センター(国立近代美術館)の所蔵する、“パリに集い、パリで創作した20世紀初頭から現在までの外国人芸術家たちの作品”約200点を紹介し、“20世紀のパリで展開した外国人芸術家の仕事とその意義を振り返る”というものです。

代表的な芸術家(画家)としては、ピカソ、シャガール、モディリアーニ、それに日本からは昨年生誕120年を迎えたレオナール・フジタ(藤田嗣治)、など。
展示作品は絵画以外にも、彫刻、写真、オブジェなど様々でしたが、そちらは私には全く知らない名前ばかりでした。

と言う訳で、前半の展示は絵画中心で、キュビスムあたりもまだなんとなく理解できるかなという範疇なのですが、中盤以降、徐々に作品のアバンギャルドさがヒートアップし、最後はまったく理解不能な物体としか思えない状態で、出口を出る頃にはちょっとぐったりしてしまいました。。。(+_+)

でも芸術の都パリが育んだ、近現代芸術の変遷の過程と、芸術のパラダイム・シフトを体感するという意味では、とても分かりやすい構成だったかなと。

0311b.jpgこちらは展示作品のひとつ、写真家マン・レイの「黒と白」(1926年)。

モデルとなっているのは、“モンパルナス(パリの芸術家達の溜り場)の女王”と呼ばれた歌手・女優のキキ。
藤田嗣治の絵のモデルにもよくなっていたようです。


いつか私も芸術の香りに包まれて、パリの街をのんびりと歩いてみたいものです☆
【2007/03/11 17:24】 | art | トラックバック(0) | コメント(0)
さくらん
0303c.jpg定時で仕事を切り上げて、伊勢丹会館で前売りを買いながら、ダッシュで歌舞伎町の新宿ジョイシネマへ。
地下1階の映画館ロビーには、劇中で土屋アンナさんが使用した打掛が展示されていて、携帯で写真を撮る女性客の姿も。

安野モヨコ原作のコミックを映画化した、写真家・蜷川実花の初監督作品です。

てめぇの足で吉原を出てやらぁ

江戸吉原を舞台に、遊郭「玉菊屋」に連れて来られ、“きよ葉”と名付けられた少女が、遊郭という欺瞞に満ちた閉ざされた世界で、遊女として孤独に力強く自分を信じて生きていく姿を描いています。

てめぇの人生、てめぇで咲かす。

主人公のきよ葉、やがて吉原一の花魁となる日暮を土屋アンナ、きよ葉を影から見守る玉菊屋の店番・清次を安藤政信、玉菊屋の花魁・粧ひを菅野美穂、同じく花魁・高尾を木村佳乃、きよ葉が初めて本気で恋をする青年・惣次郎を成宮寛貴、日暮(きよ葉)を本気で愛し身請けしようとする大名・倉之助を椎名桔平が演じ、石橋蓮司、夏木マリ、市川左團次、永瀬正敏など、実力派がその脇を固めています。

本作の見どころとしては、やはり写真家としての蜷川監督の見せる映像の美しさでしょう。
色とりどりの花々や金魚をモチーフに、ビビッドで鮮やかな色彩と、妖艶で毒のある淫靡な雰囲気で、愛憎渦巻く吉原遊郭の世界を見事に描き出しています。
しかし、「きれいなだけの映画」とだけは言われないようにしたかったという監督の強い思いとこだわりから、内容的にも重厚でしっかりした存在感のある作品となっています。

そして、そんな映画のクオリティを一方で支える音楽を手掛けているのが、自身も映画音楽は初挑戦となる椎名林檎。
私も椎名林檎は大好きでよく聴くのですが、彼女の作品のイメージと本作の世界観とはどこか相通ずるものがあって、監督の彼女へのオファーというのも頷ける気がします。

主演の土屋アンナさんは、おそらくほぼ素のまんまで演じていらっしゃると思われますが(笑)、まさに型破りな役のキャラクターにぴったりでした。

ところで監督の蜷川実花さんは、かの“世界のニナガワ”こと、演出家の蜷川幸雄氏のご息女でいらっしゃるのですが、本人は氏の娘として見られることをあまり好まないようで、プロモーションやプロフィールでも氏の名前は全く出てきません。
別にいいじゃんって思いますが。。。^^;
でも演出的なセンスやアプローチの仕方なんかは、やっぱりどこか似てるような気もしました。

菜の花と桜が一面に咲き乱れる中を、日暮(きよ葉)と清次が手を取って、新たな世界へと駆け出していくラストシーンが、鮮やかな色彩とともに目蓋に焼き付いてありんす。。。

P.S.
プロモーション等でのキャストとしてはクレジットされていませんが、劇中でガレッジセールのゴリと小栗旬が別のシーンで一瞬だけ登場します。
さて、あなたは見つけられるかな(^_-)

吉原炎上 吉原炎上
名取裕子 (2002/10/21)
東映

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いや、そっち系ではありません(笑)
名取裕子さん主演のこの『吉原炎上』は、明治末期の吉原遊郭を描いた名作中の名作。
こちらも是非お薦めの一本です☆
【2007/03/10 14:38】 | movie | トラックバック(1) | コメント(4)
MASQUERADE
0306.jpgこの仮面は、学生時代の最後にと北海道へ旅行に行ったときに、小樽の北一ヴェネツィア美術館というところのミュージアムショップで購入したものです。

材質は陶製で、大きさは上下の尺が10cmぐらい。
なので顔はちょっと隠れません^^;

ところで、私は“仮面舞踏会”というものにとても憧れます。

水の都ヴェネチアでは、毎年2月に仮面カーニバルが開催されていると聞きますが、街中が仮面やマントをつけた人々で溢れかえってしまうとは、ああ、なんて素敵なのでしょう☆

そもそも祝祭の場で仮面をつけるようになったのは、貴族と庶民という身分の違いに関係なく、お互いに交流し合い祝祭を楽しもうとしたのが始まりなんだとか。
きっとそこには身分を越えた“許されぬ恋”もあったのでしょうね。

0307.jpgこちらは私の大好きな指揮者、西本智実さんと、当時彼女が主席指揮者を務めていたロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”のライブ演奏を収録したCDです。
この収録曲の中に、「剣の舞」で有名なハチャトゥリャン作曲の組曲「仮面舞踏会」の第一曲で「ワルツ」という曲があります。
これぞ仮面舞踏会と言うに相応しい、優雅で絢爛な中にも憂いを含んだ曲です。

人は誰でもその場に応じていくつかの見えない仮面(ペルソナ)をつけて生きているものですが、そういう意味では普段の日常の中にも、実は仮面舞踏会は存在しているのかも知れませんね。
さて、明日はどんな仮面をつけて踊りましょう?
【2007/03/08 00:28】 | other loves | トラックバック(0) | コメント(2)
薬指の標本 / 小川洋子
薬指の標本 薬指の標本
小川 洋子 (1997/12)
新潮社

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表紙のデザインに魅かれて、つい手に取ってしまいました。

著者は、昨年映画化された『博士の愛した数式』で第一回本屋大賞及び第55回読売文学賞を受賞した芥川賞作家・小川洋子さん。

人々が封じ込めたい思い出の品々が持ち込まれる「標本室」で働く「わたし」と、謎めいた標本技術士との、ちょっと粘性な雰囲気の漂う、甘美で密やかな愛を描いた表題作と、必要な人はおのずとたどり着くという、六角柱の形をした語り小部屋を訪れた「わたし」が、心の奥底に溜まった想いや秘密を語ることで、自分を解放し見つめ直していく『六角形の小部屋』の二篇が収録されています。

この人の作品を読むのは今回が初めてですが、とても静かで淡々とした筆致ながらも、文章の表現力がしっかりしていて、場面の情景や人物の心境がすごくイメージしやすかったです。

本作では「わたし」の心理描写が一人称で綴られていきますが、感情の機微がとても女性的で繊細なタッチで描かれていて、ストーリーのちょっと不思議で幻想的な雰囲気と相まって、美しくも妖しい独特な世界へと引き込んでいきます。

ちなみに表題作の『薬指の標本』は、2004年にフランスで映画化されて、昨秋日本でも公開されています。
うん、フランス映画ってのはわかる気がする。。。
薬指の標本 SPECIAL EDITION 薬指の標本 SPECIAL EDITION
オルガ・キュリレンコ (2007/03/23)
ハピネット・ピクチャーズ

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またひとり好きな作家が“お気に入り”に追加されました☆
【2007/03/07 00:27】 | book | トラックバック(0) | コメント(0)
見返りのたい焼き
普段、通勤やお出掛けには東西線を利用しているのですが、この東西線、各駅停車と快速がありまして、快速は私の乗降駅である西葛西には停車しません。

なので、都心に向かう上りは通過するだけですが、帰宅時の下りについては、うっかり快速に乗ったまま東陽町を過ぎてしまった日には、南砂町・西葛西・葛西をすっ飛ばして浦安までノンストップで運ばれてしまいます。

と言う訳で今日は久し振りに浦安まで行ってきました(笑)
自分の降りるはずの駅が目の前を通り過ぎていくのを、ただ見ているしかないというのは、なんとも切ないです。

しかし人は失敗の教訓から、転んでもただでは起きないようになるもので、浦安まで遠征してしまったときは、その見返りに、駅改札内の「一口茶屋」というお店で“たい焼き”を買って帰るのが私の定番となっています。
このお店は全国展開のチェーン店らしいのですが、たい焼きの具の種類が10種類以上もあって、値段も1個110〜130円とお手頃です。

ちなみに本日のお買い上げは「さくらあん」。
朝のラッシュの時間帯とは反対に空き空きの車内で、優雅にたい焼きを頬張りながら戻ってきたのでした☆
【2007/03/05 23:50】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2)
長州ファイブ
0303a.jpg前回の『となり町戦争』に続きミニシアター系になりますが、六本木交差点から少し路地を入ったところのシネマート六本木にて観て来ました。

幕末の世、
日本の未来のために刀を捨てた、
サムライがいた。。。

歴史の教科書などでは一般に“長州五傑”と呼ばれますが、尊皇攘夷思想が勢いを増す幕末の1863年、異国の学問や技術を習得し日本に持ち帰るため、産業大国イギリスへ命を懸けて密航した、長州藩の若き5人の志士達の実話にもとづく物語です。

その5人の名は、
工学の父、山尾庸三/松田龍平
外交の父(初代外務大臣)、志道聞多(のちの井上馨)/北村有起哉
内閣の父(初代内閣総理大臣)、伊藤俊輔(のちの伊藤博文)/三浦アキフミ
造幣の父(大阪造幣局長)、遠藤謹助/前田倫良
鉄道の父、野村弥吉(のちの井上勝)/山下徹大

メディアでのプロモーション的なものはあまり見かけませんが、観終わった感想としては、とても骨太で深みのある映画だったかなと。
実際にロンドンで蒸気機関車を借り切っての海外ロケや、日本での撮影も当時のゆかりある建物を使用したりと、当時の雰囲気に近付けるための監督のこだわりが、そのまま映像によく顕れていたと思います。

作中では5人の中でも特に山尾庸三を中心に描かれていて、のちに彼が日本初の盲唖学校を設立する伏線となる、グラスゴーの造船工場で知り合った口のきけない娘との淡く切ないロマンスが、全体的にモノトーン調の映像の中でアクセントと彩りを添えています。

幕末という時代は、先の見えない暗澹とした中にあっても、日本という国の将来を想う人々の、それぞれの正義と信念が荒々しく息づいていて、個人的にすごく好きな時代です。
あと、『るろうに剣心』とかも好きでよく読んでました。ちょっと違うけど^^;

近代日本における文明開化とその後の経済成長は、この5人の勇気なくしてはありえなかったかも知れません。

タキシードにシルクハットの衣装、ちょっと着てみたいかも☆
【2007/03/05 21:19】 | movie | トラックバック(0) | コメント(0)
となり町戦争
0227.jpg平日の仕事帰りに、新宿ガーデンシネマにて観て来ました。
この日は金曜日でしたが、やっぱり平日は全然空いてます。

この映画館は、旧新宿文化シネマのフロアをリニューアルして昨年の12月にオープンしたばかりなのですが、シートの背もたれがなんだかやけに高くて、普通の目の高さでスクリーンの下ぎりぎりというのが少し気になりました。
たぶん前の人の頭がすっぽり隠れるように敢えてそうしているのでしょうが…微妙かも。
ちなみにこの辺りの映画館で映画を観る時は、伊勢丹会館B1Fのぴあで前売りを買って行かれるのがお得です。

さて、前置きが長くなりましたが、本作は一昨年の小説すばる新人賞を受賞した三崎亜記氏の原作を映画化したものです。

とある地方の町・舞坂町で旅行会社に勤務し、毎日を平々凡々と過ごす北原修路(江口洋介)は、ある日町の広報紙の片隅に小さく掲載された記事を目にします。

「舞坂町はとなり町・森見町と戦争を始めます。開戦日5月7日。終戦予定日は8月31日。」

しかし、開戦日を過ぎても町はいつもと変わらず平穏なまま。
そんな中、北原がふと見た広報誌の最新号には、町の人口の増減欄に“戦死者12人”の文字が…
とそのとき北原の携帯が鳴り、舞坂町役場・対森見町戦争推進室の香西(原田知世)と名乗る女性から“特別偵察業務”の辞令交付についての連絡を受ける。
すぐさま町役場に行き、香西に会った北原はそのままの率直な疑問を口にします。
「本当に戦争やってるんですか?」
「心配しなくて大丈夫です。行政事業ですからちゃんと遂行されています。」
よく分からないままに偵察業務を遂行する北原に、香西から第2の指令が告げられます。
「敵地内への潜入偵察に変わります。私と結婚して頂くことになりました。」
新婚夫婦を装い、森見町のアパートで暮らし始めたふたり。
北原に香西への淡い気持ちが芽生える一方、北原の周りでも次第に戦争の存在を示す事実が現れ始める。。。

と、シチュエーション的には一見シュールなのですが、となり町との戦争を疑うことなく当たり前のように捉える町の人々の中で、北原の感覚ではそれが理解できないというまともな視点として描かれているので、つい感情移入してしまうのと展開の先が読めないのとで、久し振りにかなり引き込まれてしまいました。
この非現実的で不条理な状況設定は、どこかフランツ・カフカの小説のような、カオス(混沌)の世界観を思わせるものがあります。

そしてこの物語のキーワードは、「一線を越える」。
自陣と敵陣の一線、合法と違法の一線、行政と民間の一線、業務とプライベートの一線、理性と狂気の一線、そして男と女の一線。。。

また、ここで描かれる“見えない戦争”は、常に世界のどこかで起こっている戦争からは“一線”を引いた日常を送る、多くの現代人にも置き換えられるテーマではないかと思います。
「戦争の音や光、気配を感じ取ることのできない現実と、いつのまにか無意識に戦争に加担していく若者の姿を描きました。」(三崎氏)

今度はじっくり原作を読んでみたいと思います☆

P.S.
舞坂町役場・戦争推進室室長役の余貴美子さんが、言われないと本人と気付かないようなメークと、シュールでエキセントリックな演技で見せる“不条理キャラ”はちょっと見もの(^_-)
【2007/03/02 00:10】 | movie | トラックバック(0) | コメント(0)
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