たまゆら☆ラビリンス
趣味と私的な嗜好についてのちょっとしたレビューや、 日々感じたことなどを気ままに綴っていきます。。。
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VINNYBEACH 〜架空の海岸〜 / 清春
0219.jpgそして誰もいなくなった…
by アガサ・クリスティ(謎)

フェードアウトするようなsads(サッズ)の活動休止からソロデビューして3年。
清春のソロ4作目となるアルバムです。

実はこのアルバム、買ってから少し聴いて、そのままCDラックで長い間ひっそりと眠っていたのですが、最近ふと聴き直してみたところ、もうすっかりはまってしまったという次第です。
なんだか聴けば聴くほど味が出てくるという感じです。

綺麗で優しい風景のジャケットもすごく好きで、よぉく見ると左手の空にうっすらと虹がかかっています。

前作の『官能ブギー』は艶のあるグラムロックテイストのアルバムでしたが、ソロになってからの彼の作る曲は、バンド時代の攻撃的でハードなイメージから一転、しっとりと落ち着いた曲調が主体で、このアルバムもどこか厳粛な印象さえ感じさせる、聴かせる系のミディアムナンバー中心の構成になっています。

本人曰く、タイトルの『VINNY BEACH』は「VINNY」という名の少年が見つけた架空の海岸で、少年がその海岸で自分の大切な誰かに何かを話しかけている、という設定で詩を書いていったのだそうです。
最近、雑誌のインタビュー記事などで、彼がファンに対する感謝の気持ちを口にするのを目にしますが、きっとこのVINNY少年は清春自身であって、このアルバムは彼が大切に想うファンへの気持ちがいっぱい詰まった、「ファンのためのアルバム」なのでしょう。

そう想いながら聴くと、穏やかで優しい気持ちがふっと体の中を通り抜けていくようです。

思えばデビュー曲からずっとリアルタイムで聴き続けているアーティストというと、私の場合は清春ぐらいかも知れません。
彼の声も好きですが、曲名や詩の中で使われる、直感的で叙情的な言葉のセンスがとても好きです。

「バンドの後半からソロになっていった自分とはここでお別れして、次は新しい自分で」と語る清春の次回作が楽しみです☆

0222.jpgP.S.
ソロになってからはカヴァー曲も何曲かリリースしていますが、こちらの4thマキシシングル「Layra」には、かつて長山洋子もカヴァーしたショッキング・ブルーの「VENUS」(全英語詩)が収録されていて、アレンジがとても清春らしくてかっこいいので、清春ファンでまだ聴いていないという方は是非!

【2007/02/27 00:52】 | music | トラックバック(0) | コメント(0)
flog or sheep ?
0225b.jpg今日は前職の知人の結婚式に横浜まで行ってきました。

結婚式に出るのなんて何年振りだろう。。。と、しばし固まってしまうほど久し振りです。ご祝儀袋の表書きって自分の名前でいいんだっけ?みたいな。

挙式が10時からだったので、早起きの苦手な私には大変でしたが、幸い晴天にも恵まれ絶好のフラワーシャワー&ブーケトス日和で、披露宴のほうも思わずウルっとさせられつつ、とても素敵な結婚式でした。
式場のスタッフさん達もよく気が行き届いて、料理も美味しかったです(^^)

そして二次会がそのまま歩いてすぐのイベントスペースであったのですが、出席者は全員もれなく「カエルさん」か「ヒツジさん」のバッジを付けるようにということで、入口でどちらかを選択します。
既婚者もしくは恋人がいる人は「カエルさん」、単身者もしくは恋人募集中の人は「ヒツジさん」なのだそうで^^;

ちなみにどうしてカエルとヒツジかと言うと、カエルは相手(家族・恋人)のもとへ“帰る”から、そしてヒツジは“迷える子羊”だからだそうです(笑)
0225a.jpg
で、私はと言うと、見ての通りです。(わかるかな)

ありそうで意外とないかもって趣向と、“迷える子羊”が個人的に気に入りました。

ただ、こういう場って嫌いではないんだけど、正直ちょっと苦手と言うか、なかなか初対面の人と歓談ってできなくて。。。

でもせっかくバッチまで用意して貰ったんだから、目的はどうあれ、もっと積極的に話しかけに行けばよかったかな、と実はちょっと反省中です…

やっぱり待ってるだけじゃ何も始まらないですもんねぇ、うん。
〈 P.S. 〉
【2007/02/26 01:09】 | 雑記 | トラックバック(1) | コメント(6)
SMAP × SMAP
本日のビストロゲストは、土屋アンナ&夏木マリのふたり。

このふたり、年齢はかなり離れてると思うけど、並んで見ると結構「絵」になります。
ふたりとも“かっこいい”女性だなと思います。

夏木マリさんは実は以前からすごく好きで、なんとなく私と好みが合いそうな気がするのです。解ってもらえそうな気がすると言うか。。。
もしどこかに連れて行ってもらえるとしたら、きっと私の趣味にぴったりのところに連れて行ってもらえそうな。
まぁ、妄想ですが…

0219c.jpgもともとのデビューは歌手だから当然なのですが、歌唱力はあるし、とても素敵ないい声です。
このアルバムは、元ピチカート・ファイブの小西康陽氏プロデュースで、シャンソンっぽい雰囲気のサウンドでまとめられたコンピレーションアルバムです。
ワインなんか飲みながら聴いたらぴったりはまりそうです。

0219b.jpgそしてこちらは、土屋アンナさんの1stアルバム『strip me?』。最近では女性のロックシンガーをメジャーシーンでほとんど見かけなくなりましたが、彼女のシャープでハスキーな声といい、とにかくかっこよくてロックしまくっている感じのアルバムです。
ハードでありながらも程好くキャッチーなので、普段ロックを聴かない方でも意外と聴きやすいかなと思います。

最近は映画などでもよく見かけますが、以前『ダブリンの鐘つきカビ人間』という舞台に出演されていたのを見たことがあって、すごく存在感のある雰囲気を持った人という印象でした。
妙に肝の据わった感じと、鋭い眼つきがとても好きです^^;

ふたりが出演する今週末公開の映画『さくらん』、すごく楽しみです☆
【2007/02/20 01:34】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0)
キャスケット
0218.jpg先日、原宿の明治通り沿いにある「override」というお店で購入しました。

ちょっと近所のスーパーなんかに買い物に行ったりする時に、耳まですっぽり被れる、深めのキャスケットが欲しいと思っていたのです。
あと変装用としても。(なんちゃって)

素材は濃いグレーのスウェード生地で、ピースが渦巻状に張り合わされている、ちょっと変わった作りになっています。

ここのお店に行くのは今回初めてだったのですが、本当は明治通りをもう数メートルほど渋谷方面に向かった先の「CA4LA(カシラ)」というお店に行くつもりが、間違えてここに入ってしまったのです。
あれぇ、なんか店内の感じが写真と違うなぁ。。。などと思いつつ、店員さんが私の逐一細かい注文にも懇切丁寧に応じて下さって、帽子も気に入ったので、まぁいいかという感じで。
その前に店の名前ちゃんと確認しろって話ですね…はい、ごもっとも^^;

でもせっかくだから、CA4LAもチラッとのぞいてみたのですが、メンズも品揃え豊富だし、店内の雰囲気はこっちのほうが個人的に好きかも。
今度は黒のハットをこちらのお店で☆
【2007/02/19 21:45】 | other loves | トラックバック(0) | コメント(4)
マリー・アントワネット
0216.jpg六本木ヒルズのTOHOシネマズにて観て来ました。
公開から3週間ほど経ちますが、まだまだお客さんいっぱいです。

監督は、『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』の巨匠フランシス・フォード・コッポラの娘、ソフィア・コッポラ。


「14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユに暮らす孤独な王妃の物語」

マリー・アントワネットを描いた作品は数多くありますが、今作ではこれまでとは一味違ったアプローチで、マリー・アントワネットを一人の純真な少女として、煌びやかな宮廷生活の裏側にある、彼女の内面の孤独にスポットをあてて描いています。

そんな孤独なヒロインのマリー役を演じるのは、『スパイダーマン』シリーズでもヒロインのMJ役を演じた、キスルティン・ダンスト。
そして彼女の演じるマリー・アントワネットは、一般に語られるような高慢で我が儘なイメージは全然なくて、天真爛漫でとにかく可愛らしい、どこにでもいる女の子です。
異国での慣れない生活と、いつも取り巻きに囲まれて心の休まらない日々、そしてまわりから世継ぎを急かされながらも、ベッドでは彼女に指一本触れようとしない夫に対して一人で思い悩む姿は、いじらしくて思わず応援したくなってしまいます。

そしてこの映画のもう一つの魅力は、全編を通して流れるポップでヴィヴィッドな音楽と、宮廷シーンのいたるところに散りばめられた色とりどりのスウィーツ&スウィーツ。
ここで使われているスウィーツは、1862年創業のフランスの老舗パティスリー「ラデュレ」というお店のものなんだとか。
ちなみにこのお店の一押しスウィーツはマカロンなのだそうですが、つい先日までバレンタインフェアということで、日本橋三越などで販売されていたようです。
ちょっと食べてみたかったな。。。

あと、この映画の撮影が行われた年は、マリー・アントワネット生誕250周年にあたる年だったそうで、フランス政府の全面的な協力によって、撮影には実際のヴェルサイユ宮殿が使われているというのも見どころの一つです。

そして、物語が後半にさしかかるにつれ、最愛の母と息子の死という悲しみがマリーを襲い、一方で時代はフランス革命へと突き進んでいきます。
ヴェルサイユ宮殿に押し寄せた民衆を前に、一人ベランダに現れたマリーが、広げた両手を手すりに這わせながら、静かに頭を下げるシーンがとても印象的でした。

ヴェルサイユを去る馬車の中で、窓の外に広がる朝焼けの庭園を見つめるマリーに、ルイはそっと問いかけます。
「並木を見ているのかい?」
「いいえ、お別れを言っているの」

スウィーツのお好きな方には是非お薦めの映画です☆
【2007/02/18 02:18】 | movie | トラックバック(0) | コメント(0)
フールフォアラブ at PARCO劇場
0211a.jpg前回の『トーチソングトリロジー』に続く、パルコ劇場「新」スタンダードシリーズ第5弾、原作は1983年にブロードウェイにて初演され、その後1000回にも及ぶロングラン公演を果たしたという作品です。

そして今回の舞台で演出を担当するのは、映画『北の零年』『春の雪』などの監督にして、舞台は今回が初演出となる行定勲氏。

舞台は地の果て、さびれたモーテル。
乾ききった砂漠に展開される、憎しみと禁断の愛。

かつては深く愛し合っていたエディ(香川照之)とメイ(寺島しのぶ)。
そして自分達が母親の違う兄妹だという事実を知らされたあとも、心の底ではお互いを求め合わずにはいられない二人。
タイトルの「恋に狂う」という意味そのままに、時には激しく罵り合いながら愛憎をぶつけ合うエディとメイ、部屋の傍らで二人のやりとりを静かに見守る二人の父親(大谷亮介)、そして何も知らずにモーテルを訪れるメイのボーイフレンド・マーティン(甲本雅裕)の、登場人物4人が織り成す恋愛&家族劇です。

今作の見どころは、エディとメイの感情を剥き出しにした言葉と言葉の、まさに火花散るようなぶつかり合い。
そしてその言葉の裏に秘められたお互いを想う気持ちが、二人のやりとりを通してひしひしと伝わってくるのは、台詞自体のチカラもさることながら、二人の演技力がそれをリアルに表現しています。

と言いつつ、観終わって「良かった?」と聞かれたら、うーん…微妙かも^^;
なんだかいまいちテーマがはっきり分からなかったのと、エディとメイ以外の二人の存在がちょっと中途半端だったかな。。。(@_@)

でも個人的には、ナマ香川照之が見られただけでも満足でした。
彼の味があって存在感のある演技がとても好きで、一度ナマで見てみたいと思っていたのです。

ちなみに『踊る大捜査線』でもお馴染みの、今や多くの映画やドラマで名バイプレイヤーとして活躍されている甲本雅裕さんですが、彼のお兄さんは(現)ザ・クロマニヨンズのヴォーカリスト、かの甲本ヒロト氏です。
ブルーハーツ、昔良く聴いたなぁ。。。
“じょおね〜つ(情熱)の 真っ赤なバ〜ラを〜♪”
【2007/02/16 00:54】 | play | トラックバック(0) | コメント(0)
なでし子さんのオレンジシャンプー
0211.jpg最近愛用しているシャンプーです。

実は今までずっと使っていたシャンプーがいつの間にか製造中止になってしまっていて、仕方なく代わりを探そうということで、およそ2ヵ月にわたる綿密なリサーチと若干の失敗(…)の末、最終的に行き着いたのがこの「オレンジシャンプー」なのです。

なんだかとてもチープなネーミングですが、決め手になったのは、コスメ系の口コミサイトですごく評判が良かったのと、髪と地肌にやさしい弱酸性で、洗浄成分もすべて無添加の天然成分が使われているという点。

商品説明によると、洗浄成分としては天然アミノ酸とオレンジオイル、ホホバオイルがベースになっているということですが、泡立ちも良くて洗い上がりはすっきり&しっとりという感じです。
よく石鹸系のシャンプーなんかだと、汚れはすっきり落ちる反面、洗った後の髪がギシギシときしむ感じがしたりしますが、このシャンプーは洗い上がりのきしみもほとんどなくて櫛どおりもスムーズです。

あと、私は普段リンスやトリートメントは使わないのですが、シャンプーに含まれる天然成分のトリートメント効果により、リンスやトリートメントも不要なのだそうです。

私もどちらかと言うと皮膚は弱いほうなのですが、今のところ毎日二度洗いしても地肌が傷んだり、乾燥し過ぎるということもなく大丈夫そうです。

京都にある「今日美人」というお店が販売元になっていて、もちろんネットで注文できます。
ただ、お値段が少々張りますが。。。1本(400ml)税込2,835円。
これを高いと見るか安いと見るか、判断の分かれるところですが、自分に合ったシャンプーってほんと重要なんですよねぇ…しみじみ。。。

使い始めてまだ1ヵ月ほどですが、ほぼリピ決定かな。

ほのかなオレンジの香りです☆

0131c.jpg余談ですが、空気の乾燥するこの季節、髪の静電気にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

私の場合、髪質がくせ毛で乾燥しやすい上に毛が細い所為か、特に静電気が発生しやすくて、洗髪後にドライヤーでブローしているそばからバチバチと始まります。

と言う訳で、最近CMでもよくオンエアされています、こちらのパンテーン・トリートメントをブロー前にちょっとだけ使っています。
ミストタイプなのですごく使いやすくて、静電気の起き具合も全然違うし、ブローした後さらにしっとりとまとまる感じです。
これからは冬の必須アイテムになりそう。

さて、ちなみに来週は約半年振りの美容院に^^;満を持して行ってきます!
【2007/02/13 00:26】 | other loves | トラックバック(0) | コメント(2)
DOLCE(ドルチェ) / 千住真理子
TOCE-55905.jpg先月リリースされたばかりの、ヴァイオリニスト・千住真理子女史のヴァイオリン小品集です。

「ドルチェ」と聞くと、甘〜いデザートを連想させますが、音楽記号で“甘くやわらかく”という意味で、加えて〈優しい心〉〈いたわる気持ち〉〈慰めの音〉というニュアンスも含まれているそうです。

選曲としては、映画やドラマ、CMなどでよく使われる有名な曲が多く収録されていますが、全体的には優しさと柔らかさの中に、どこかちょっぴり哀愁を感じさせるような作品に纏められています。

中でも個人的に好きな曲は、オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』からの一節、マスカーニの「アヴェ・マリア」と、ドヴォルザークの「スラヴ舞曲 第2番」。
ともにヴァイオリンの音色にぴったりの、とても美しい旋律の曲です。

その他に、元はピアノ曲や交響曲などの原曲を、ヴァイオリン用に編曲したものも何曲か収録されていて、ドヴォルザークの「家路」というタイトルの曲も、原曲は交響曲第9番「新世界より」の第2楽章なのですが、この曲は私の通っていた小学校でいつも夕方に“良い子は早く帰りましょう”的なアナウンスとともに流れていた曲で、このメロディを聴くとなんだかとても切ない気持ちになります。。。

ところで、千住真理子さんのコンサートには地元にいた時に一度足を運んだことがあって、結構間近で拝見したのですが、清楚な雰囲気の、とても聡明な印象の方でした。
最近まで、私と同じくらいか少し若いかなと思っていたのですが、どうやら私よりひと回り近くお姉さまのようです^^;

そして彼女の奏でるそのヴァイオリンと言えば、名器の誉れ高きストラディヴァリウス「デュランティ」。
イタリアのヴァイオリン職人、ストラディヴァリの手によって、その黄金期のさなか1716年に製作された最高傑作のひとつと言われています。
時のローマ法王クレメンス14世に献上されたのち、フランスの貴族やスイスの富豪のもとを辿り、彼女の手に渡るまで、実に300年もの間、誰にも弾かれずに眠りについていたのだとか。

きっと彼女と「デュランティ」は、長い時を越えてめぐり合う運命だったのでしょうね。

デュランティの紡ぎだす悠久の音色に、そっと耳を傾けてみてはいかがでしょう☆

TOCE-55580.jpgP.S. 『カンタービレ〈歌うように〉』
デュランティとの1stセッションを収録した作品です。
こちらも小品集ですが、どちらかというとこちらのほうがヴァイオリン小曲としてはポピュラーな選曲になっています。
この中に収録されている、モンティの「チャルダッシュ」は私の大好きな曲です。
こちらも是非お薦めの一枚(^^)
【2007/02/10 00:39】 | music | トラックバック(0) | コメント(2)
それでもボクはやってない
0131a.jpgリチャード・ギア主演でハリウッドでもリメイクされた日本映画の名作、『Shall we ダンス?』の周防正行監督の、同作以来約11年振りとなる作品です。(にしても11年振りって…^^;)

現在、深刻な社会問題となっている(?)“痴漢冤罪事件”をテーマに、日本の裁判制度の実情を、監督自身の3年以上にわたる綿密な取材をもとに、リアルかつ臨場感たっぷりに描いています。

主人公で被告人の金子徹平(加瀬 亮)は、満員電車で痴漢に間違えられて、女子高生に現行犯逮捕されてしまいます。
警察署での取調べから一貫して無実を主張し続ける徹平ですが、その主張はまったく認められないばかりか、自白を強要された挙句、留置場に拘留されてしまいます。
さらに検察庁での検事の取調べでも無実は認められず、ついには起訴されることに。

徹平の弁護にあたるのは、ベテラン弁護士・荒川(役所広司)と新米弁護士・須藤(瀬戸朝香)。
やがて裁判が始まり、担当の裁判官は「疑わしきは罰せず」を信念とする、有罪判決に慎重な考え方の持ち主で、注意深く審議を進めていこうとしますが、審議の途中にして担当裁判官が何故か突然変更されてしまいます。
審議の状況は一転、明らかに検察側寄りの裁判官による審議進行のもと、無実を示す証人の証言や状況証拠はあやふやに見過ごされていきます。

そして迎えた判決の日、徹平に有罪が言い渡されます。。。

と、思わず息を呑んでしまう展開は、エンターテインメントとしても十分楽しめますが、それ以上にこの作品には日本の裁判制度に対する監督の問題提起と、見る側にそれを考えさせる内容が多分に含まれているように思います。

刑事事件で起訴された場合の有罪率は99.9%、否認裁判に限っても無罪となる確率はたったの3%。
確かに、ほんとに犯罪を犯した人間が簡単に無罪となっては困るし、それは許し難いと思いますが、一方でその中に少なからず冤罪が含まれていると思うと、正直とても恐いです。

作中で、裁判官が無罪の判決を下すということは、ある意味で検察当局ひいては「国家」に逆らうことであり、それが自身の裁判官としての出世に影響するということが語られますが、ほんとにそんなことがあるんだろうか…それでは小学校で習った「三権分離」っていったい。。。

ご存知のように、平成21年より(までに)我が国でも裁判員制度が実施される予定ですが、先日発表された内閣府による世論調査では、裁判員になりたくないと答えた制度参加への消極派が、全体の8割を占めたとのこと。
また、裁判員制度導入によって、現行制度よりも無罪の判決が増加するとも言われています。
人が人を裁くことの是非については、これまでの人類の歴史の中において幾度も議論され、時には物語のテーマとして扱われてもきましたが、どうでしょう、いつの日かその役割をAI(人工知能)に委ねるというのは。人間の役割は、その決定を補完するほうにまわして。

もっとも現在の情報処理システムの技術レベルでは、SF映画に登場するようなAIが誕生するのは、限りなくシュール(超現実)なのかも知れませんが。。。

でももしそうなれば、少なくとも人間の下す決定よりも、格段に判決の精度は向上すると思うし、何よりも公平であるような気がします。

と、話がだいぶ飛んでしまいましたが、この映画は特に一見の価値有りなので、ご興味のある方は是非お薦めです☆
【2007/02/07 01:04】 | movie | トラックバック(0) | コメント(0)
BVLGARI / pour Homme Extreme
0131.jpgもうかれこれ使い始めて7、8年ぐらい経つかな。
最近はアメ横で購入しています。

プールオムの香りのベースはダージリンですが、こちらのエクストレームは香りをさらに凝縮して、より深みと持続性を持たせたバージョン。
一応メンズ香水ですが、女性で愛用されている方も多いようです。

ところで、嗅覚というのは人間の五感の中でも最も原始的で本能的な感覚で、香り(匂い)と記憶との間には密接な関係があるのだそうです。

ちなみに、匂いにはとても弱い(いろんな意味で^^;)私です。
【2007/02/03 13:10】 | other loves | トラックバック(0) | コメント(2)
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プロフィール

祐suke

Author:祐suke
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「神は天にいまし すべて世はこともなし」
どちら様も日々健やかな毎日を☆

徒然のひとりごと

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