突然ですが、冬の寒〜いこの季節、無性に熱燗が飲みたくなるのです。
と言う訳で、今日は仕事帰りに“ひとり居酒屋”してしまいました(^_-) 実はこれまでもいろいろと、家から歩いて帰れるところで、ひとりでも入りやすい感じの居酒屋をずっと探し歩いていたのですが、今日ついに見つけてしまったかも知れません(笑) 「きやり」というお店で、家からは駅の反対側なのですが、カウンター席が長くとってあって一人で来てるお客さんも多かったし、店内も明るくてアットホームな感じで、店員さんの感じもすごく良かったです。 そして何より、料理が美味しくて、しかもとってもお値打ちなのです。 いつも一人でいくと3千円は軽くいくのに(たぶん食べ過ぎ)、今日はお腹いっぱい食べて2千円ちょいでした(^^)v ちなみに本日いただいたのは、 つきだし(ひじき煮)、どて煮込み、冷奴、つくね・砂肝(各1本)、おでん(昆布・ちくわぶ)、鉄火巻き の以上6品+熱燗2合です。 各種なべもあったけど、それは次回のお楽しみってことで。 いやほんと、至福のひとときでした☆ ![]() |
川尻松子という一人の女性の、数奇で波乱万丈な人生を描いた物語です。 監督は『下妻物語』の中島哲也監督。 夢見がちで明るい少女からやがて中学校教師となった松子は、修学旅行中に起きた窃盗事件が原因で学校を辞職する破目に。 それからの松子の人生は、坂道を転がるようにひたすら不幸のどん底へと落ちてゆきます。 同棲する作家志望の男の踏切自殺 ⇒ その男の友人との不倫・破局 ⇒ ソープ嬢のトップに ⇒ 同棲中のヒモを殺害 ⇒ 刑務所へ服役(8年) ⇒ 出所後、美容師に ⇒ もと教え子のヤクザ(龍)と再会・同棲 ⇒ 龍、逮捕・服役 ⇒ 龍の帰りを待つ ⇒ 龍、出所・再逮捕 ⇒ 一人暮らしの引きこもり生活(光GENJI・内海光司からのファンレターの返事を待ち続ける) ⇒ もう1度、美容師の仕事を。。。 ⇒ 荒川河川敷で中学生にバットで殴られ死亡(享年53歳) と、ハッピーエンドの欠片もなく、物語は最後まで救いのないまま終ってしまうのですが、そんなとことん不幸な人生を逆手に取って、あくまでもコミカルでポップなタッチで描かれているので、次はどんな不幸が待ち受けているんだろうと、思わずワクワクしながら観てしまいました。 途中ではさまれるミュージカル調のシーンなんかもいいアクセントになってたし、映像も中島監督ならではのゴージャスでファンタスティックな感じですごくいいです。 あとは、いろんな人がちょこっとずついっぱい出演しているので、ウォ○リーをさがせ(古っ)的な感じも楽しめます。 中島監督作品の映像は、どこか、かのティム・バートン監督を彷彿とさせるようなファンタスティックな映像で個人的にすごく好きなのですが、3年ぐらい前のクリスマスにTVで放映された、SMAP主演の『X'smap〜虎とライオンと五人の男〜』の演出も中島監督の手によるもので、こちらもすごく映像が綺麗でお薦めです。
松子の一生は人から見れば確かに不幸かも知れませんが、死の間際、松子は自分の一生をどう想いながら死んでいったのでしょう。 ![]() |
京極夏彦氏の作品を読むのはかなり久し振りになりますが、昔知人(くにさん)に薦められて以来、私の好きな作家のひとりで、本作は京極氏の代表作である「京極道シリーズ」第7作目となるものです。この京極道シリーズでは、毎回その作中で起こる事件を象徴する妖怪が登場し(と言っても実際の妖怪が出てくる訳ではありませんが)、その妖怪を人に取り憑いた呪縛や妄念といったものに見立てて、主人公である“憑物落し(つきものおとし)”京極道こと中禅寺秋彦(ちゅうぜんじあきひこ)が、登場人物(主に事件の犯人)に取り憑いた憑物を落として事件を解決するという設定です。 そして今回の妖怪は、黒い鶴の如き妖怪「陰摩羅鬼(おんもらき)」。 信州白樺湖畔のほとりにひっそりと佇む、通称「鳥の城」と呼ばれる荘厳な謎の洋館。 夥しい数の鳥の剥製が陳列された館で、20年に亘って繰り返される連続花嫁殺害事件。 5人目の花嫁を迎えることになった館の主、由良昂允(ゆらこういん)伯爵は、事件を未然に防ぐべく、探偵・榎木津礼二郎(えのきづれいじろう)に花嫁の護衛を依頼する。 しかし婚礼の夜、惨劇はまたしても繰り返されてしまう。 これは、外界からあまりにも隔離された環境で育ったために、「死」の概念を誤って認識してしまった男の悲劇の物語です。 京極氏の作品、特にこの京極道シリーズは、とにかく本が分厚いので、手に取るのを躊躇してしまうという方もいらっしゃるかも知れませんが、実際に読んでみるとすごく読みやすいです。 また、氏の文章で使われる語彙や言葉はとても洗練されているので、文体が非常に美しくて、静かで淡々とした筆致でありながらも、読み進むうちに作品の世界観にぐいぐいと引き込まれていく力強さがあります。 ただ、“超”妖怪オタクである氏の博識ぶりを披露するような妖怪に関する記述(解説)部分は、多少好き嫌いがあるかも。 あとは、毎回登場する個性的(奇抜)な登場人物達の活躍も見(読み)どころのひとつです。
こちらはかなり豪華なオープンセットで、原作の雰囲気はよく出ていたと思いますが、堤真一はともかく、個人的にはその他の配役がちょっとイメージと違うかなぁ、と。。。 まぁ、言い出すときりがないですが。 ちなみに今回の「陰摩羅鬼の瑕」を仮に実写化するとしたら、由良昂允伯爵役は是非、榎木孝明さんに(^_-) 余談ですが、京極氏は作家デビュー以前からデザインや装丁なども生業とされていて、以前紹介した綾辻行人氏の単行本等のカバーデザインなどは氏の手によるものだそうです。 黒の単衣に黒手甲、黒足袋に黒下駄、鼻緒だけが赤い。 虎のような目をした黒衣の男。 「この世に不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 ![]() |
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